最近勉強会があり, そこで学んだことを書きます。
学校での定期試験や, 英語検定などの試験はそれぞれ目的が異なっています。定期試験では授業で教えたことがどれだけ身についているかを確認する試験ですが(主に), 英語検定などは受験者のその時点での総合的な英語力を測ります。
目的こそ異なりますがこれらには共通する特徴があります。
・妥当性
・信頼性
・波及効果
・実用性
イメージとしてはこれら4つの項目はテストのパラメーターになります。しかし4すべてを100%満たす完璧なテストを作成することは難しいのです。
例えば, 学習者のライティングの力を測るために, 試験に英作文を出題したとしよう。採点者は受験者全員の英作文を一貫性のある採点基準に基づいて点数化する必要が出てくる。出題形式は妥当だが, これには膨大な時間が掛かり実用的ではない。
反対に, 効率を重視するあまり, TFなどの2択の問題ばかりを出題すると, 採点は楽に行えかなり実用的ではあるが, 本当に受験者の能力を測っているかと言われれば疑問符が付く。
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