Motivators of JTEs (日本人英語教師の動機付け)

教育

前回は学習者にある程度の権限を与えること(=Learner Autonomy)は学習者の英語学習に対する動機づけにつながるという話をしましたが, 今回は英語を「教える側」である私たち教員の話です。

ある研究によると, 教師自身の英語教授に対する動機づけは以下の4つから最も影響を受けやすいとのことです。

Student attitudes (生徒の態度)

Teacher autonomy (教師側の自由度)

Self-evaluation (自己評価)

Relationship with colleagues (同僚との関係)

学習者同様に教師にもある程度の”autonomy”が必要であるという結果が出ています。

確かに、教えている相手が寝ていたら我々教員側のモチベーションは上がりません。

「このやり方で授業しろ」となれば、これも最初は楽かもしれませんが、いい意味での「遊び」がなくなり、「作業」になります。

自分で「今回の授業は良かった!」と振り返ることができれば、「次はどんな楽しい事してやろうか」となります。

同僚との関係は、正直、僕はあまり重要ではない気もします。子供たちは「友達との繋がり命!」ですが、精神的に大人になっている(はずの)我々教員にとっては重要度は下がると思います。(もちろん同僚同士協力し合える関係は必須ですが。)

ここからは個人的な考えになりますが, この4つは「学習者」にも当てはまることで, Teacher attitudes, Learner autonomy, self-evaluation, relationship with peersというように言い換えられるかもしれません。

このように考えると, 私たち教師は学習者の動機づけの要因の1つとなっています。学習者(生徒たち)の「学ぶ姿勢」はもちろんとても大切ですが,それ以前の前提として教師の「教える姿勢」はさらに重要なのかもしれません。

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