Paired Dictation

Dictationは本来1人で行うものですが、ペア活動にすると少し活気が生まれます。

 まずは、個人のワークとしてディクテーションを行います。教師は、ピリオドやカンマなどで音声を区切ります。生徒は音声を聞きながらディクテーションをしがちですが、教師の指示があるまで聞くことに徹するように指示を出したほうがいいようです。

 次に答え合わせを行います。聞き取れなかった個所はマーカーなどでチェックし、分析を行います。(単に知らない単語・発音だったのか、音のつながりがわからなかったのか等)

 その後ペアを作らせて、先ほど聞いた音声の問題をお互いに出題させます。Aさんは、最初の文を読み上げ、Bさんはそれを聞き、何も見ずに再びディクテーションに取り組みます。

 ここでポイントとなるのが、Aさんは、自分の読み上げる文章の中から好きな個所を1か所だけ読み上げずに言うということです。その単元で学習した文法や新出単語をあえて読み上げずに言うということもできます。

 その後は役割を交替し、お互いにディクテーションの問題を出し合っていきます。

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